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府議会の報告

北朝鮮の核実験に断固抗議する決議

 去る2月12日、北朝鮮は、一連の国連決議や六者会合共同声明、日朝平壌宣言に明確に違反し、実に3回目となる核実験を強行した。
事実上の弾道ミサイル発射および度重なる核実験は、北東アジアにとどまらず、国際社会全体の平和と安全を脅かすものであり、国際的な核不拡散体制に対する重大な挑戦であるばかりでなく、唯一の被爆国に住む我々として断じて容認できない暴挙である。
わが国政府としては、これらの暴挙に対し、まず米国、韓国、中国およびロシアなど国際社会と連携し、国民の安全を確保し、不安を払拭すべく万全の措置を講じるべきである。
あわせて国連安保理理事国に対し一層の行動を促し、新たな制裁措置を含む安保理決議が具体化されるよう求めるとともに、北朝鮮に対する制裁の徹底および追加的制裁など断固たる措置を引き続き実施すべきである。
ここに大阪府議会は、大阪府民の生活の安全と安心を守る立場から、北朝鮮のこのような行動に厳重に抗議するとともに、すべての核兵器および既存の核計画を放棄することを強く求める。
 以上、決議する。
 平成25年2月21日
大阪府議会

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