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府議会の報告

平成23年9月定例会 環境農林水産常任委員会 意見開陳

平成23年10月18日

 自由民主党大阪府議会議員団の 北川 法夫 でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
付託されている議案についてはすべて賛成しますが、2点について特に申し上げます。
まず、第70号議案「大阪府民牧場条例廃止の件」ですが、従来府民牧場で実施されていた子牛育成事業については、環境農林水産総合研究所で展開する予定とのことです。単に能勢から羽曳野へ移すというだけでなく、十分検証するよう求めておきます。
次に、第19号議案「地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所に係る中期目標を定める件」及び第20号議案「地方独立行政法人大阪府立環境農林水産総合研究所に承継させる権利を定める件」についてであります。府立成人病センター移転建替えに関連して、現地建替えするならば、現在の環境農林水産総合研究所本部・環境科学センターをどこへ移すかが大きなリスクとされております。しかしながら、そのリスクについてなんの結論も出されていません。本部・環境科学センターの土地・建物は独法への承継をしない一方、中期目標には移転について何も示されていません。羽曳野への集約が検討されているようですが、どうしていくのか。独立行政法人にするにあたっては拙速に進めながら、大事なことの結論が遅いのではないでしょうか。理事者各位におかれては、公僕たる意識が欠けているのではないでしょうか。府民のために財産をいかに有効に使うかを考えるのが公務員の職務であって、知事のために仕事をしているわけではないことを心していただきたいと思います。
民主的なルールは、反対派の意見を取り入れることであり、知事が間違った方向へ進んでいるときに、正すべきは副知事の仕事であることも付け加えておきます。
以上、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。

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