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府議会の報告

平成23年9月定例会 教育常任委員会 意見開陳

平成23年12月19日

 自由民主党大阪府議会議員団の しかた 松男 でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案について、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
まず第77号議案「平成23年度大阪府一般会計補正予算(第7号)」としてあげられている大阪朝鮮学園初級・中級学校への助成についてです。
知事は、朝鮮学校については、3月に示した4要件を満たしているので、朝鮮総連とのつながりはないと判断されたそうですが、調査はいたってあいまいになされていると考えます。昨年11月に自由民主党 義家参議院議員が出した質問主意書への政府答弁のなかでも、「朝鮮総連は朝鮮人学校と密接な関係にある」と明文化されています。我々は、世論の動向や、北朝鮮と我が国との関係を踏まえ、子どもたちのことを考えるとつらい判断でありますが、現段階での補助金支給には反対です。
次に、議員提出第3号議案 大阪府教育基本条例制定の件について申し述べます。
そもそも、このような条例を議員提案してきたこと自体がおかしい、と考えますので、議案に反対いたします。また、2月議会に知事提案するという知事からの意向がありましたので、議員提案を取り下げるべきと考えますが、大阪維新の会のみなさんは、取り下げたら議論のベースがなくなる、とおっしゃいます。しかし、知事は、先日の代表質問で、議員提案そのものを原案ととらえているわけではない、と答弁されていますので、知事が200万票の支持を得て当選されていますので、出身母体である大阪維新の会の皆様は、賢明なご判断をされるべきと考えます。
以上、我が会派の意見開陳といたします。御清聴ありがとうございました。

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