平成２３年１０月２１日

　自由民主党大阪府議会議員団の宗清　皇一でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
まず、第７５号議案「平成２３年度大阪府一般会計補正予算（第５号）」咲洲庁舎関連予算です。我が会派の代表質問で、庁舎問題解決の選択肢案をいくつかお示ししました。府民負担を一番少なくする方法はほかにあるのです。しかし知事は、いまだに咲洲と大手前の２つの庁舎を持ち続けるという選択肢しか出されていません。財政リスクがあるなかで、このままでは債務負担を認められません。咲洲庁舎の解体を含めた複数の選択肢と財政シュミレーションが知事から示されてから判断したいと考えますので、現時点では議案に反対いたします。
次に、第７６号議案「平成２３年度大阪府一般会計補正予算（第６号）中、関係事項」としてあげられている成人病センター移転建替え関連予算には反対いたします。２月議会での議会からの予算減額修正を重く受け止めるといいながら、大手前移転ありきで進めており、現地案の検証も十分なされていないことは、議会の過半数をたのんだ横暴であります。このように、無責任極まりないまちづくりをしていたら、後世に大きな禍根を残す、と指摘しておきます。
その他の本委員会に付託されている議案につきましては賛成であることを表明し、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。