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府議会の報告

平成23年9月定例会 総務常任委員会 意見開陳

平成23年12月19日

 自由民主党大阪府議会議員団の宗清 皇一でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
まず、5月定例会提出の第8号議案、大阪府財政運営基本条例制定の件について申し上げます。我が会派は、5月から一貫して、この条例は不要であると主張してきました。12月15日の我が会派の代表質問に対して、知事は、条例があろうとなかろうと財政規律は堅持すべきと答弁されました。その通りだと思います。また、5月の代表質問でも取り上げましたが、この条例が成立したならば、今年度の私立高校授業料支援補助や、中学校給食の導入促進は、第4条の、新規施策を実施しようとするときは、経費に充てるための安定的な財源の確保に努めるものとする、という規定に抵触すると考えます。前知事は、今回の条例は刑罰法規ではなく、財政運営という政治行動のための規範だと答弁されました。それならなおさら、条例という形態をとる必要はないと考えますので、第8号議案に反対いたします。 
次に、議員提出第2号議案、職員基本条例制定の件であります。そもそも、このような条例を議員提案してきたこと自体がおかしい、と考えますので、議案に反対いたします。また、選挙のときに職員の意見も聞いてやれ、と言われたからと言って、すぐさま知事提案すると発言されることもおかしいと思います。先日の知事選挙で200万票を獲得された松井知事におかれては、議員提案の内容をマニフェストに掲げられたのですから、票の重みを感じていただきたいと思います。以上、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。

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