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府議会の報告

平成24年2月定例会 健康福祉常任委員会 意見開陳

平成24年3月15日

 自由民主党大阪府議会議員団の 釜中 優次 でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
まず、障がい者支援について申し上げます。視覚障がい者の活動拠点である大阪府盲人福祉センターは、老朽化が著しく、バリアフリー対応もできておりません。隣接する府有施設と合わせて、建替えや集約などを早急に検討するようお願いしておきます。また、聴覚障がい者の支援として、聴導犬の普及啓発と手話通訳者の養成も引き続きお願いします。
次に、障がい者スポーツの推進にあたって、府と市町村の役割分担が言われていますが、市町村に共通認識を持っていただくにあたっての府からの働きかけが十分でなかったということです。共通認識がなければ役割分担はできませんので、市町村との意思疎通を十分に図っていただくようお願いしておきます。
高齢者福祉施策については、介護や医療とともに、介護予防、住まい、生活支援の各サービスを一体的に提供する「地域包括ケアシステム」の早急な構築が必要です。地域や市町村で解決できない広域的な課題などに関しては、府が広域自治体として役割を果たすべきです。
次に、HIV感染症、いわゆるエイズの予防のための体制を十分整えてください。また、少子化対策の一環として、不妊治療費用の助成制度充実に向けて、国への働きかけを続けてください。
さらに、近年深刻化している自殺者問題について、相談体制の整備のみならず、様々な事業に取り組むべきであると申し上げておきます。
最後に、成人病センターの大手前移転が決まったことに伴い、森之宮地区の地元住民から、公衆衛生研究所等の即時撤去を求める要望書が出ております。地元住民の理解を十分に得られるように移転事業を進めてください。
以上、申し上げましたが、本委員会に付託されている議案につきましてはすべて賛成であることを表明し、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。

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