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府議会の報告

平成24年9月定例会 府民文化常任委員会 意見開陳

平成24年10月16日

 自由民主党議員団の朝倉でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等につきまして、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
第74号議案「大阪府市都市魅力戦略推進会議の共同設置に関する件」は、これまで要綱設置していたものを改め、大阪市と共同して設置する附属機関とするため、規約を設置するとのことですが、我が会派が代表質問で指摘しました通り、府市統合本部に属する3つの会議及び府の特別顧問、特別参与に対する取扱いは、大いに問題があります。
そもそも附属機関の権限は、地方自治法で、担任事項について「調停、審査、審議又は調査等を行う機関」と規定されています。府の意思決定機関は議会であるにもかかわらず、特別顧問らは、明らかに府の意思決定にかかわる発言と振る舞いをされています。
また、特別顧問、特別参与には、公務員として順守すべき守秘義務や信用失墜行為の禁止などは規則で定めるものの、政治的中立性を確保するための規制は行わないとのことであり、これでは職務の公正な運営を確保することは困難と考えます。
また、報酬面を見ても、他の附属機関委員と比べ、法外な報酬が設定されていますが、それに対する納得のいく合理的で客観的な基準や説明がありません。
このように、府市統合本部に属する3つの会議を附属機関化することには問題が多く、賛成できませんので、第74号議案には反対、その他本委員会に付託されている議案につきましては賛成であることを表明し、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。

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