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府議会の報告

平成25年2月定例会 府民文化常任委員会 意見開陳

平成25年3月14日

 自由民主党大阪府議会議員団の 朝倉 秀実 でございます。
議案には賛成しますが、いくつかの要望を含め、我が会派の意見を表明させていただきます。
まず、大阪観光局について、「2020年に外国人旅行者650万人達成」を目標に、民間人トップの権限と責任及び裁量の下で事業を 実施することとしており、成果に期待します。
事業目標は毎年度設定し、目標達成時のインセンティブと 未達成時のペナルティを設定する、また、成果は厳密に測定するとの ことですが、その成果や責任を明確に評価できるしくみを求めます。
さらに、観光局長には、その道のプロフェッショナルといわれる 民間の方を据えられるとのことですが、公募や明確な選定手続きを 経ていないことには違和感を禁じ得ません。また、明確な事業も
決まっていない段階で、金額ありきで補助金を出すことにも 疑問が残ります。
新たな組織に責任と権限、多額の予算を与えても、 事業実績が上がらなかった場合は、民間トップの責任はもちろん、 組織を作り、責任者を任命した知事に最終責任があることを
指摘しておきます。
次に、第63号議案「大阪府市文化振興会議の共同設置に関する件」 及び関連する第83号議案「大阪府附属機関条例一部改正の件」に かかる「アーツカウンシル」の設置については、その基本的考え方の通り、芸術分野における広い知見を有する専門家、文化人による 検討の場とされますよう、くれぐれも文化が行政によって 仕分けされることのないよう、慎重な取り組みを求めます。
以上、付託されている議案につきましては全て賛成であることを 申し上げ、我が会派の意見開陳といたします。

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