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府議会の報告

平成25年5月定例会 総務常任委員会 意見開陳

平成25年6月3日

 自由民主党大阪府議会議員団の 宗清 皇一 でございます。
採決に先立ちまして、本委員会に付託されております諸議案等について、我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
まず、議員提出第1号議案
「職員の政治的行為の制限に関する条例制定の件」、
議員提出第2号議案
「政治的中立性を確保するための組織的活動の制限に関する条例制定の件」及び
議員提出第3号議案
「労使関係に関する条例制定の件」について、提案会派である維新の会から、継続協議の申し出がありました。
議会において過半数を占める会派が、継続協議を申し出るのには、違和感を禁じ得ません。
議案は取り下げるべきであると、指摘しておきます。
また、この3つの議案について、知事は、本会議の場で、条例制定は必要ないと答弁されています。
我が会派は、そのような議案には賛成できませんので、議案の取り下げが認められないのであれば、全て反対です。
次に、第6号議案「大阪府市規制改革会議の共同設置に関する件」及び第12号議案「大阪府市共同設置附属機関条例一部改正の件」につきまして、我が会派は、規制改革会議が取り組もうとしている、民間視点での規制緩和や制度の改善、見直しなど、その目的自体に反対するものではありません。
しかし、我が会派の北川議員が一般質問で指摘したように、府市統合本部の元に設置される会議について、府の単独附属機関とことさら異なる位置づけをし、委員として任命する特別顧問、特別参与に特別に高い報酬を支払うやり方は納得できません。
こうした区別をすることは、自らの活動で大変お忙しい中、府の財政状況等をご理解いただき、就任いただいている従来の附属機関の委員に対し、大変失礼です。
特別顧問、特別参与にかかる委員報酬単価は、従来の附属機関の委員並に改めるべきと考えますので、規制改革会議の設置には反対です。
以上の通り、本委員会に付託されている、第6号議案および第12号議案につきましては、反対であることを表明し、我が会派の意見開陳といたします。
御清聴ありがとうございました。

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