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府議会の報告

平成26年9月定例会 討論 <大阪府・大阪市特別区設置協議会委員の推薦にかかる動議>

 自由民主党大阪府議会議員団の 花谷 充愉 でございます。
採決に先立ち、「大阪府・大阪市特別区協議会委員の推薦にかかる動議」について我が会派の意見と態度を表明させていただきます。
「大阪府・大阪市特別区設置協議会」への府議会からの委員推薦については、これまで、府議会のルールで、慣例により、会派比率により行われていました。
公明、自民、民主の3会派は、真摯な態度で、この協議会における議論に臨んでいたにもかかわらず、本年6月27日及び7月3日の議会運営委員会において、大阪維新の会は、我々3会派に割り当てられていた委員枠の委員を、本会議に諮ることなく、強制的に排除するという暴挙を、平然とやってのけました。
府議会で過半数もない単独会派のみから委員が推薦されることとなった、この異常な決定に伴い、多様な意見を反映させるという、議会制民主主義の根幹が脅かされる異常な状態となっているのが現状であり、これを一刻も早く正常な姿に戻す必要があります。
今後、このようなことが二度と繰り返されないよう、共同提案した「大阪府議会会議規則」の一部改正が成立し、既に10月1日より施行されています。
本動議は、協議会に対して行った、府議会からの委員推薦を取り消し、改正された「大阪府議会会議規則」を基に、各会派の所属議員数の比率により委員を割り当て、改めて協議会に推薦することを求めるものです。
知事が心配しておられるような、過去に遡って委員構成を替えるものではありません。
なお、この動議が可決されると現在の協議会委員全員の推薦が取り消されることとなり、浅田会長も、一旦、委員でなくなり、それと同時に協議会の会長職からも外れることとなります。
動議の決定に基づき、各会派は、本日、議長あてに委員の推薦名簿を提出し、議長から協議会に改めて委員を推薦することで協議会を正常化すべきと考えます。
その上で、速やかに協議会を再開し、改めて会長を選出して、真摯な議論を尽くすべきであります。
以上、本動議について、「賛成」であることを申し上げて、みなさんのご賛同をお願いします。
ご清聴ありがとうございました。

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