「大阪広域戦略協議会を設置する条例」案を提案しました

　平成２４年２月定例会において、自由民主党大阪府議会議員団は、「大阪広域戦略協議会を設置する条例」の制定を提案しました。
我が会派は従前から、大阪府・大阪市・堺市の３つの地方公共団体の首長と議会が参加する「大阪広域戦略協議会」を設置すれば、制度改正をすることなく、広域行政の統一化は可能であると主張してきました。
現在、府市統合本部会議で行われていることは、我々が主張する「広域戦略協議会」でやろうとしていることと全く同じであり、「広域戦略協議会」の中で、大阪としての戦略（成長戦略、空港、港湾、地下鉄等）を一つにすることを目指し、どうしても政令指定都市（大阪市・堺市）を解体しなければできないことがあれば、そのときに制度を変えればよいと考えます。
今回の定例会で知事から提案されている「大阪にふさわしい大都市制度の推進に関する条例」案では、政令市解体等の制度を変えることから始めようとしており、これでは、堺市が協議会に入れないのは当然であります。制度だけを変えれば大阪が良くなるというのは幻想であり、政策を実行することが政治の使命であると考えています。松井知事の政治手法は手順が逆だと考えますので対案として提案しました。

◇「大阪広域戦略協議会を設置する条例」案（PDFファイル　７２KB）