平成２５年２月定例会において、自由民主党大阪府議会議員団は、「職員基本条例一部改正条例」の制定を提案しました。
職員基本条例は昨年の2月議会に提案され、我が会派も職員の資質能力、執務意欲の向上という提案趣旨から賛成し、可決しました。
本条例に定められている、職員の相対評価については、1年間の試行期間を経て、この4月から本格実施される予定です。
しかし、試行期間で様々な改善すべき点が明らかになりました。
また、職員アンケートを見る限り、評価される職員も、評価する職員もこの制度に納得していません。
納得が得られない制度を運用して、果たして条例の目的である職員の資質能力、執務意欲向上が達成できるのか、疑問を抱かざるを得ません。
したがって、我が会派は、今回明らかになった課題の改善を図る必要があると考えますので、本格実施をもう1年見合わせるよう条例改正を提案いたしました。