知事に対し「子どもの教育に関する提言」を行いました
自由民主党・無所属 大阪府議会議員団 教育・子どもプロジェクトチームは、下記により、知事に対し「子どもの教育に関する提言」を行いました。
- 日時:平成29年4月24日(月)午後1時から午後1時30分
- 場所:府庁本館 特別会議室(大)
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出席者:
【自由民主党・無所属 大阪府議会議員団】
○ 教育・子どもプロジェクトチーム(※)
杉本 太平 幹事長、吉村 善美 副政調会長(PT座長)ほか
○ みつぎ 浩明 政調会長
【大阪府】
○ 新井 純 副知事(知事代理) ほか
(座長) | 吉村 善美 | |||
吉田 利幸 | 朝倉 秀実 | 花谷 充愉 | 奴井 和幸 | |
西野 しげる | しかた 松男 | 徳永 愼市 | 杉本 太平 | |
奥田 悦雄 | 西川 のりふみ | 冨山 勝成 | 冨田 忠泰 | |
田中 一範 | うらべ 走馬 | 原田 亮 |
子どもの教育に関する提言 ~貧困の連鎖を断ち切るために~
自由民主党・無所属 大阪府議会議員団
教育・子どもプロジェクトチーム
- はじめに
- 子どもは社会のすべて、未来の100%であります。
- 国においても「子どもの貧困対策の推進に関する法律」が平成26年1月に施行され、同年8月、同法第8条第1項に基づく「子供の貧困対策に関する大綱」が制定されましたが、大阪府としても、現在の子どもに関わる様々な困難な問題を直視し、いかなる子どもも取り残さないという確固たる決意のもと、これら諸問題を確実に解決する方策を考えなければなりません。
- 子どもは、親や家庭、生まれ育った環境を引き受けざるを得ませんが、それを「可哀そうだが仕方がない」と社会があきらめず、何の責任もない子どもたちに困難が相続されている現状を断ち切るために、行動を起こすことが必要です。
- しかしながら、子どもを取り巻く問題は複雑化しており、学校だけで対応できないのも事実です。
- この現実に対して、教育と福祉、保健、労働などのあらゆる行政機関と私たち議員が知恵を出し合い、必要な予算措置を講じるとともに、子ども支援に取り組んでいるNPОなどのあらゆる「プレーヤー」を支援・養成し、公民が相連携する制度を築いていく必要があります。
- 私たち議員団では、平成28年11月に「教育・子どもプロジェクトチーム」を立ち上げ、所管課との意見交換、専門家を講師とした勉強会、学校現場への視察、市町村へのヒアリングを実施するとともに、先の大阪府議会2月定例会における代表質問や常任委員会の質疑においても、この問題を取り上げてきたところです。
- これまでのプロジェクトチームの活動を通じて、「子どもの貧困」は非常に見えにくいという現状が浮き彫りとなりましたが、その存在を放置することは大阪の将来にとって看過できないという認識のもと、次世代を担う子どもたちへ確実に大人の支援が行き届くように、必要な提言をさせていただきます。