新型コロナウイルス感染症対策に関する緊急要望
令和３年０６月１６日
大阪府において、現在、緊急事態宣言が継続して発出され府民や事業者のみなさんに、外出自粛や出勤抑制等の強い協力を呼びかけている。
しかしながら、長期化する府からの強い要請により、感染者数は減少傾向にあるものの府民、事業者のみなさんも疲弊しきっている。今後も感染力の強い海外変異株等を抑え込むため、ワクチン接種の促進や感染拡大防止対策等を行いながら、一定経済活動の再開に向けても、徐々に取組んでいく必要があると考える。
ついては、下記の対策が講じられるよう知事に対し緊急要望を行う。
記
１. 府内のワクチン接種率向上のためアスマイル等を使った取組について今後、 検討を行うこと。
２. 市町村とも連携しながら職域接種への積極的な支援を行うこと。また、ワク チンの職域接種について宗教法人も含めること。
３. 今後、ワクチン接種を希望しない方への誹謗中傷等が懸念される。差別を防止するために府としても何らかの手立てを講じること。
４. 介護、幼稚園、保育園、こども園等のクラスター発生による社会的影響が大きい施設に従事する方へのワクチン接種を市町村と連携して取り組むこと。
５. 病床数の確保について、有事平時に限らずスムーズな調整を行えるように体制を構築しておくこと。
６. 大阪モデル、国基準など、解除基準等が乱立しているが基準を整理し府民に示すこと。
７. 感染症対策を徹底している飲食店事業者へのインセンティブを早急に公表 すること。
８. 大阪府が現在、実施している土日に限定した人流抑制については、十分なエビデンスも補償もない中、関係事業者等に強い要請を求めている。ついては、土日の営業自粛について緩和すること。
